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レビュー Lou Reed 【Lollaparooza】DVD

2013.12.31 Tue
Lou Reed 【Lollaparooza】DVD
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Amazon : Kirinton Records ¥ 2,500


晩年のルー・リードがこんなカッコよかったとは!

今年亡くなってしまったルー・リード…。
ソロ以降は、ライヴ映像はYoutubeで見たことがあった程度で、
それもそんなにいい印象はなかったのだけど、
このロラパルーザでのDVDは見て衝撃でした。

Jane'sのペリー・ファレルが始めたフェス「ロラパルーザ」は、
オルタナ系が主体のフェスなので、
もしかしたら通常のライヴよりも尖がった感じなのでは?と思ったら、
予想以上に尖がりまくった凄いライヴでした。

ホールやスタジアムでのかしこまったライヴとは全く違い、
ステージの脇の上の方にもお客さんが入っていて、
普通のフェス以上に、フェスっぽいというか、
昔のフェスを思わせるような雰囲気。

Youtubeを交えて書こうと思って検索したら、
客席からのショットしかなく、音も画質も悪く、
このDVDの凄さや緊張感が伝わらないので、少しだけリンクしました。

1曲目「Sweet Jane」 from 『Loaded』 Velvet Underground
定番だけど、いきなりぶっといギターの重厚な音にクラクラしました。
ベースもぶっとい。後半唐突にバンドを止めてギターだけになったり。

コーラスが専門の人を入れるのではなく、バンドのメンバーが
若干不慣れそうにコーラスをやっているところも素晴らしい。ロックな感じ。

2曲目「Senselessly Cruel」 from 『Rock And Roll Heart』 1976
シャッフルのちょっと単調なロックが、このバンドだと最高に気持よく、
生で聴いたらさぞグルーヴが気持イイだろうなと。

3「Dirty Boulevard」 From 『New York』 1989
これはルー・リードのイメージ通りな曲。
音数少ないバンドの上で朗読っぽいヴォーカル、そしてサビ的な部分で全体が重なってキメで戻る。
朗読っぽい部分では時折、身振り手振りを混ぜ、抑揚があり、言葉がわからなくてもドンドン惹きこまれます。
なんとなくドアーズのジム・モリスンを彷彿もしたり。

後半、バンドのメンバーによるあまり巧くない男のコーラスが重なっていくところも、
男らしくてカッコいいです。
1曲目が分厚いロック、2曲目がノリのいい感じ、
そして、3曲目から少し落としつつ、見せて聴かせて魅せるという流れも素晴らしいです。

伝わりにくいけど。これを音も画質もグッと上げたような感じ


4「Waves Of Fear」 From 『The Blue Mask』 1982
メンバーが構成を間違えたのか、御大が歌の長さを引っ張ることにしたのか、
バンドがグラつき、御大がすぐに振り返り、メンバー苦笑いしつつすぐに合わせるという場面も。
この曲は後半にもバンドが少し音が外れる部分があり、何か構成を変えたか問題があったのか、
でもそこも見てて面白いです。

5「Mad」 From 『Ecstasy』 2000
スネアが入るところで、何度も御大が大げさに手を振り下ろし、
ドラマーは「こうか?」「こうだろ?」という感じで
スネアが入る箇所で思いっきりスネアを強調し、
これがまた魅せます。ドラマーと御大の動きや表情に釘付け。

後半は即興的な流れに。
全体的に雰囲気を重視してるっぽいのに、御大が気分?で大きくバンドを動かすので、
バンドも見てる方も緊張してきて、一体どう展開するんだろう?どう進むんだろう?
と引き込まれていきます。

ここまでで30分。MCは一切ありません。

6「Paranoid Key Of E」 From 『Ecstasy』 2000
始まってすぐ、バックのギターにトラブルがあったのか、
演奏が始まってる中スタッフが慌てて替えのギターを用意。

この曲は3曲目と同じような感じで、朗読っぽいヴォーカルで、
3曲目以上に大きく身振り手振りを交えてて、声も抑揚が大きくて、
その場面では御大のアップに。カッコいい。

後半、サックスソロがどんどんヒートアップし、
モニターに近づきハウリを利用しつつとんでもない音を出して、
メンバーもノリノリ、ソロが終わると観客の歓声。

御大もバンドもどんどんヒートアップしていき、
ギターが思いっきりノイジーになってドラムは刻み始め、
どうなるのかと思ったらドラムが止まり、ギターのノイズは鳴り続け、
誰が出してるのかと思ったら他でもない御大のギターノイズ。

そしてここから延々ノイズ!
サックスはハウリをコントロール、御大のギターノイズ、マック等のエレクトロニクス、
メタルマシーントリオらしい。
御大は自分の前に置いてある卓(エフェクターなのか何なのか)をいじり始め、
ずっと置いてあったこれは、この時の為に置いてあったのか!と。
途中御大は「I'm Waiting!」「Waiting!」と言ってるっぽいです。

これは客席の録画で音も画質も悪いけど、DVDは音良いです。


ノイズが鳴る中、御大がドラマーに合図しドラムが入り、そのまま
7「I’m Waiting For The Man」 From 『Velvet Underground & Nico』1967
ドラマーは延々鈴を両手で叩いて四つ打ちを繰り返してこれも凄い。

巧いドラマーって難しいことをやりたがるものだけど、
ひたすら鈴を叩くなんて最高だ!と言わんばかりに嬉しそうな顔で叩き続ける。
やってやったという感じで、御大はステージ前にいき、バンドにキメの合図をするも、
この動きが小さいところがまた面白い。
よくバンドはこれに合わせられるなぁと。

そして更に名曲。
8「Walk On The Wild Side」 From 『Transformer』 1972
ベースがあのフレーズを弾き始めると大歓声。

A.T.C.Qがサンプリングしていたり、原曲も有名だけど、
このギターとベースのコード進行を聴いたことがない人は少ないのでは。
ハミング的なドゥッドゥドゥ♪のところは、観客合唱。

ここまで観客はステージ上以外はあまり映らず、
歓声もあまり入ってませんでしたが、
この曲では、観客の嬉しそうな顔と声が沢山。この作りも素晴らしい。
この曲の主役は観客という感じ。

御大はマイクを通さずに「I love you!」という口の動きのあと、
なんと照れくさそうな表情で投げキス!
これにまた大歓声。

それまで、合唱できるようなところも少なく、
どちらかというと攻撃的な感じでMCも全くなく進んだライヴは、
観客は、いい!と思いつつも、
リアクションのしようがないような感じで続いたライヴなので、とても印象的。

後半にサックスソロ。
それにしてもこの曲はサックスが合う曲ですねぇ。
淡々とした原曲とは違い、サックスがヒートアップして、盛り上がっていきます。



このDVDはメニューもチャプターもなく、
終わるとそのまま初めに戻り「Sweet Jane」。
もういっかい見ようかと思ってしまう。
曲間も短く、MCもなく、珍しいくらい無駄が少ないDVD。

本人プロデュースによるDVDで、
画質も色彩を落としたセピアっぽい感じで、
全てからルー・リードの意志を感じさせる見事なライヴDVDでした。

やっぱり、伝説の人の本気のライヴは本気で凄いなと。

コラージュで内容が伝わりにくいけど、オフィシャル映像


・バンドのメンバー
Rob Wasserman (bass)
Tony ‘Thunder’ Smith(drums)
Mike Rathke (guitar)
Steve Hunter (guitar)
Kevin Hearn(keyboards)
Ulrich Krieger (sax)
Sarth Calhoun (electronics,fingerboard continuum, processing)


ルー・リードとの出会い、結婚、そして死を妻のローリー・アンダーソンが語る
この記事には感動しました。
美しすぎる死に様。ローリー・アンダーソンも大好きだけど
2005年の回顧展最高だった!今までのDVD化されてないビデオやPVをまとめて出してほしい)、
なんて素敵な夫婦!

あと、ルー・リードの面白いエピソード
渋谷陽一さんの回想記事
ルー・リードにインタビューして、うまく噛み合わずに終わり、
後日レコード会社から、あのジャーナリストに、日本の海苔を渡してくれとルー・リードに頼まれた。
あのジャーナリストなら、日本の海苔を渡せば、私が言いたかったことをわかってくれるはずだと。
でも渋谷氏は未だに海苔の意味がわからないという…。

ルー・リードとローリー・アンダーソンの美しい共演


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12/30のツイートまとめ

2013.12.31 Tue
doiuroco

NHK Eテレで大友さん!「音遊びの会」大友さんの言葉で、学校の授業みたいな、いわゆる音楽としての音楽ではなく、コミュニケーションとしての音楽、みたいな内容の話が印象的でした。自分は音楽を通さないと他人と上手く交われないし、他人の壁を越えられない感じなので、より。
12-30 21:10

@doiuroco: NHK Eテレで大友さん!「音遊びの会」終わりました!いい番組!さすがNHKなドキュメンタリー。!大友さんの素顔も、音遊びの会も伝わり、指揮の少年のファンキーさ、そして個人的にはあやこちゃんの表情と声に癒されました。
12-30 21:04

@doiuroco: NHK Eテレで大友さん!「音遊びの会」特集!司会や挨拶の、あやこちゃんの挨拶素晴らし??ピアノもよかったけど、あの表情とあの声とあの挨拶、ステキ過ぎる??
12-30 20:28

NHK Eテレで大友さん!「音遊びの会」特集!20時から21時まで。最初と二回目の東京ライヴは行きましたが、指揮してた超ファンキーでカッコイイ少年の元気な姿が!挨拶が大好きな女の子はいるかな?
12-30 20:06



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レビュー 1958年の、子供たちが歌い演奏する隠れた名盤

2013.12.30 Mon
【Music for Children (Schulwerk) 】Carl Orff and Gunild Keetman (2013)

ama0_ (42)
Amazon : Kirinton Records ¥ 2,150

1958年の、子供たちが歌い演奏する隠れた名盤!

ドイツの作曲家/教授カール・オルフが、
子供たちに音楽の楽しさを伝えるために作った
教材?のデモンストレーション。

子供の合唱やアカペラ、木琴、鉄琴、ピアノ、パーカッションなどで、
85トラック!色んなのが入ってて面白いです。

録音は時代を考えるととても綺麗だけど、
綺麗過ぎず時代感があり、緊張感がありつつ楽しく、
子供の歌や演奏が好きで、古いものが好きな人にはとてもオススメ。

キリントンの店舗ではこれ、CD 1900円、Vinyl 2500円
AmazonにもうじきVinylも出品しますが、Amazonnでは3400円くらいになります。

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12/28のツイートまとめ

2013.12.29 Sun
doiuroco

RT @URiTAJAPAN: Thank you for Good time innocent.Wonderful eve eve! ??@kirinton_ k
12-28 18:29

RT @hiika005: 黒い人が、子どもたちに囲まれて、クリスマスソングを歌って居ます!スギムラリョウイチ@キリントン http://t.co/UOLSwrc2ij
12-28 18:27

RT @sengawakko: 本日14時からは中原のキリントンで「キリントンPresents オープン半年記念Xmasライヴイベント」(入場無料)です。URiTAさんとスギムラリョウイチさんのライブの他、糸子さんの指人形劇も見れるそうです。BGMはドイウロコさん。https:…
12-28 18:27

RT @suppasan: あ、ウリタさんの無料ライブがこれからキリントンで! 仙川お近くな方! おすすめです!
12-28 18:27



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12/27のツイートまとめ

2013.12.28 Sat
doiuroco

auのCMで流れている(た?)Stevie Wonder17歳のクリスマスソング、"サ~ムデー・ア・クリースマス"収録アルバム。在庫なくなったら入荷予定ありません。'67年の作品、歌もハーモニカも抜群!この時代のモータウン最高です!http://t.co/hDWSUameul
12-27 22:20

RT @sengawakko: 昨日はプロテアへプリンの移動販売さんに会いにいき手作り市ぶりに話すことができました。仙川方面に出店が決まって嬉しく思います。そしてついでにキリントンに寄って看板猫ノア君(6ヶ月)と初めての対面。人間好きなとてもいい子でした。 http://t.c
12-27 06:03

RT @sengawakko: キリントンでは1000円コーナーでKAHIMI KARIEのクリスマスアルバムを発見して購入しました。クリスマスアルバム各種揃ってて試聴もさせてくれました。仙川にCD屋さんができたのは本当に嬉しいことです。 http://t.co/fz3xM1M
12-27 06:03



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